クラウド録画サービスの導入に向けたAIカメラの設置
セーフィー株式会社
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CASE STUDIES
こちらのページでは、当社バディネットのサービス導入事例として、2014年「映像から未来をつくる」をビジョンに創業され、2021年9月29日に東証マザーズ市場に上場。現在はクラウド録画サービス市場シェア約5割を占める圧倒的No.1企業となったセーフィー株式会社様を紹介しております。
バディネットでは、ネットワークカメラ(IPカメラ)、ワイヤレスカメラ、クラウドカメラ、エッジAIカメラ等の設置工事・保全保守業務を行っております。各種ご相談は本ページ下部にあるボタンよりお問い合わせくださいませ。
セーフィー様は、クラウド上に映像を主にして様々なデータを集め、映像をAIや解析技術などと連携し種々のアプリケーションを付加価値として提供することで、お客様が抱える「不」を見える化で解決する事業を行われています。これまでに、ソニーネットワークコミュニケーションズ、NEC(NECキャピタルソリューション)、オリックス、キヤノンマーケティングジャパン、関西電力、セコム、三井不動産、NTTグループ(NTTドコモ・ベンチャーズ)といった国内有数の大企業を資本業務提携先として迎えられています。
また、AI・解析企業との連携も進み、販売代理店は100社を超え。導入実績はS「飲食・小売・サービス」「公共・建設・物流」「不動産」と幅広く、日本中・世界中のカメラの映像をクラウド化し、自分のため・社会のために誰もが活用できる映像プラットフォームを目指して事業を拡大されています。
目次
カスタマーコミュニケーション部 部長 中村 晋也様 ※写真右奥
受注後のお客さまへのカメラの出荷、取付工事の対応、また請求や契約変更からテクニカルサポートまで、受注後のお客さまへのミドル・バックサポート全般を管轄しています
カスタマーコミュニケーション部 宮坂 悠記様 ※写真右手前
営業部が獲得してきたお客様のカメラの調達や在庫管理、出荷や取り付け工事の手配ほか、サービス利用を開始されたお客様への料金請求や問い合わせサポート(技術、契約変更)を行っています。
当社エンジニアリング事業部 部長 関根 祐一 ※写真左奥
全国への施工対応拠点の展開進捗管理、予算管理、安全管理といったマネジメント業務を中心に行っております。セーフィー様のご期待に最大限お応えできるよう、日々、スピード感を持った判断を心がけております。
当社エンジニアリング事業部 4課 和田 誉史 ※写真左手前
セーフィー様よりご発注・依頼いただいた設置案件の調査・工事日の日程調整、現場調査後の提案書の作成、施工完了後の写真提出を中心に行っております。また、工事現場では、カメラの設置工事の立ち合いやサポート作業、施工会社の技術的な問い合わせへの対応といった、カメラの取り付け工事に関することの全般を担当させていただいております。
中村様:やはり、社会からの当社の見られ方が変わったという印象がありますね。セーフィーのサービスをご利用頂くお客さまからはもちろん、カメラ等商材の調達先企業様からも、ようやく一般的な企業として扱われるようになったなと(笑)。
宮坂様:カメラの設置・取り付けを行う工事数は減ったのですが、コロナウイルス対策として「クラウド録画カメラレンタル特別支援パッケージ」の提供を開始したところ、病院などへの導入が進み、おかげさまで売り上げは好調です。他にも要因もあるのですが、今年度に入り売上が劇的に伸びたことで、ステークホルダーの皆様には「コロナ禍においても売り上げ伸ばし黒字化を果たした」と評価いただいております。
中村様:実は、新規に技術開発を進めているところです。例えば、セーフィーカメラを頭上に設置し、クラウド上のデータで人物検知を行い、対象範囲の椅子に何人が何時間くらい座っているのかをカウントします。また、ヒートマップを作成し、対象エリアで密が生まれているとアラートを出す機能など、ニューノーマル時代のAIカメラの使われ方を模索しております。
中村様:セーフィーのサービスを拡大していく中で、営業上の次の二点の課題から全国網で対応可能な工事会社の確保が急務となっていました。
宮坂様:当社の社員や業務委託の方が出張するなどして対応していました。全国展開のチェーンストアとなると、数十、百を超える店舗数があり、自社だけで対応できる作業件数には限りがありました。
中村様:もちろん、私の伝手などもありましたので複数社さんに声をかけました。中でも、バディネットさんのことは前評判で「ものすごく動きが早い」と聞いておりました。
具体的な評価ポイントとしては、防犯カメラの取付工事・保守業務の実績が豊富で、全国規模の案件を対応できるネットワークがあり、それでいて価格面を弊社の事業フェイズに配慮いただけたところです。
実際、全国どの地域の案件をオーダーしても応えてもらえましたし、前評判のとおり見積りを出すスピード、セーフィー側の様々な要求に対するレスポンスも早くて良かったです。
宮坂様:実は、コンペを進める過程でバディネットさんとは別に、もう一社が候補に上がっていました。そこで、品質面の評価では、どうしても感覚値になりがちだったため、セーフィーオフィス内にて実際にカメラを取り付ける模擬工事を追加で実施させていただきました。その結果をセーフィー内で評価し他社さんと比較検討したところ、バディネットさんの結果が断トツに良かったんです。
中村様:当社代表の佐渡島もセーフィー創業当初から工事に携わっていたため、どういう機能を持った会社にどこまでの業務を任せるのかといった細かい点まで注意を払っていました。模擬工事を経ることで、佐渡島を含めた経営陣も納得の評価ができたので、非常に良いプロセスだったと思います。
宮坂様:印象的だったのは模擬工事の実施を各社さんに伝えた際、バディネットさんは二つ返事で来てくれたことですね。他社さんからは「なんで、そんなことまでしなければならないのか」と声もありましたので。バディネットさんからは、今回のプロジェクトへの本気度が伺えました。
宮坂様:初回の打ち合わせ時に、セーフィーカメラの設置工事エリアを関東圏と伝えていたのですが、サービス利用開始後すぐに対象エリアが拡大となりまして、バディネットさんへ拠点の増加をお願いしました。その要望を出してから間を空けずに、拠点増加対応の完了報告を受けたため、サービス導入時の評価と変わらずのスピード対応で安心しました。また、施工面においても、模擬工事での高い評価と変わらずの施工をしてもらっているので、良い印象が継続している状態ですね。
中村様:まだ本格稼働となってから2ヶ月程度しか経っていませんが、定量面では既に受注してから工事・施工までにかかるリードタイムを30%ほど削減・圧縮することができています。施工数におきましても、バディネットさんとの取り組み前と比較すると2倍近くまで増えています。これまでは人員が足りず、仕方なしに次の月にずらすなどして対応していましたが、現在はお客様の施工日を延ばすことなく設置工事を着手できるようになりました。
定性面では、バディネットさんとの取り組みによりカメラの設置がスピーディーかつ大量に行えるようになったため、大型案件への営業活動がしやすくなりましたね。また、Slackによるリアルタイムな業務連携・情報共有、当社製品「Safie Pocket2」を活用した現地調査・取り付け工事などにより、品質の高い施工・サービス提供が行われ、当社事業の成長に貢献していただいている感覚があります。以前は、営業時に当社が「工事現場で使えます!」と力説しても、「実務では使われていませんよね?」と言われてしまっていたのですが、現調等で当社製品をバディネットさんが使われているので、お客様にも説得力のあるお話ができるようになりました。
中村様:日頃、社員に口酸っぱく伝えていることがあります。自分がエアコンを買いに行った先で、もし、「取り付け工事は20日後です。」なんて言われたらげんなりするよねと。それが、「カメラだから許される」というのは無いと。現状では、ハイレベルな要求かも知れませんが、「10日以内を目指そう」と話しています。これが、近い将来、お客様に「明日行けますよ!」と案内できるようになると、当社カルチャーの一つである「想像を超えろ」に辿り着けるのではないかと考えています。
中村様:当社のウェアラブルカメラ製品「Safie Pocket2」は、建設現場の遠隔臨場で利用いただいている実績があり、製品名こそ明示されなかったのですが、国土交通省が推奨する遠隔臨場の実機として紹介されました。現在、建設現場での安全性確保を目的としたクレーン車など建設重機そのものに付けるカメラなども開発しています。
宮坂様:建築現場では、当社製品の「Safie GO(セーフィー ゴー)」という電源を差すだけで使える屋外用のルーター一体型カメラが設置され、資材の盗難を防止する監視カメラとして使用されています。また、録画した作業工程を日報などにもお使いいただいております。
中村様:同端末では通話も可能なため、リアルタイムでのコミュニケーションもできますしね!
宮坂様:バディネットさんは対応スピードが早いだけでなく、こちらの要望にも柔軟に応えていただけるので、共に成長している感が強いです。また、ユーザーとしても当社製品を使っていただいているので、その知見を活かし、今後はユーザー向けにコンサルティングもやってもらえたら嬉しいですね。
中村様:私たちは、セーフィーのサービス利用者を「お客さま」ではなく「ファン」と捉え、いかにファンを増やしていくかという視点で業務にあたっています。このことから、ご利用開始後のお客さまへのフォローはとても重要で、今後は新規の取付工事だけではなく、保守対応にも力を入れていきたいと考えています。バディネットさんとは保守対応に関してもお取組みの範囲を広げ、セーフィーのカルチャーにもある「想像を超える」サービスの提供を共に進めて行けたらと考えております。
当社の展望は、家から街まであらゆる映像をデータ化し、それらをインフラ化して活用することです。これを、全ての産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)として進めいきたいと考えております。そして、AI技術を駆使し人々の「第3の目」となることで、自己の理想を追求、実現できる未来を創っていきます。
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